「嶋田ミカさんの雇用継続を求める会」賛同人のお願い

 久しぶりのブログ更新となりましたが、緊急のお知らせです。

 龍谷大学の助手をされていた嶋田ミカさんが、雇い止めになり7月5日に京都地裁に提訴することになりました。
 「嶋田ミカさんの雇用継続を求める会」の賛同人を募っていますので、ご協力お願いいたします。宣伝もお願いいたします。

「嶋田ミカさんの雇用継続を求める会」賛同人のお願い           
「嶋田ミカさんの雇用継続を求める会」 
代表 田中宏

 龍谷大学特別任用教員助手の嶋田ミカさんが、本年3月、「雇い止め」を通告されたことをご存知ですか。嶋田さんは2007年4月に経済学部サービス・ラーニングセンターに3年契約(一回更新可)の助手として採用されましたが、大学当局から何らの理由も明らかにされることなく、単に「期間終了」というのみで解雇されました。大学当局の行為は、とうてい納得のできるものではありません。
 嶋田さんは民際学の研究者としての業績だけでなく、インドネシアの貧困女性を対象にマイクロ・クレジットを供与するという地道な活動も続けています。嶋田さんのこうした研究業績や実践がサービス・ラーニング・センター助手の仕事にも生かされたことはいうまでもありません。
 龍谷大学は、建学の精神(浄土真宗の精神)に基づく、すべての「いのち」が平等に生かされる「共生(ともいき)」の理念を掲げています。「人間のポイ捨て」に等しい今回の雇い止めは、この建学の精神に合致しているとは思えません。
 この間、嶋田さんは、龍谷大学職員組合を通じて大学当局と交渉を続けてきましたが、大学当局の態度は全く変わりませんでした。嶋田さんは今回の雇い止めは、あまりに理不尽であると考え、やむなく、7月5日京都地方裁判所に提訴することにしました。
 最近、多くの大学で所謂「高学歴ワーキングプア」と称される非正規の教員が増加し、理由なき有期雇用や「雇い止め」が横行しています。しかし、ほとんどの人が次の就職などを考え、泣き寝入りせざるを得ないという現状です。
 この流れを止めるためにも自分が声をあげなければという嶋田さんの堅い決意に対して、私たちは「嶋田ミカさんの雇用継続を求める会」を発足させて、全力で支援していこうと考えています。嶋田さんの闘いを支えるために、この会の賛同人になっていただきますようお願い申し上げます。賛同していただける方は、添付ファイルの「賛同人申し込みフォーム」にご記入の上、第一次締め切り7月3日までにメールかFAXで以下の事務局に送ってください。


嶋田さんの雇用継続を求める会
〒556-0022大阪市浪速区桜川2-13-15  外国人政策懇話会気付  
Tel&Fax: 06-7492-7166  
EーMail:s.koyokeizoku@gmail.com  
事務局担当: 嶋川まき子 林真司

  
呼び掛け人一覧              (6月23日現在、50音順)

代表:田中宏(元龍谷大学経済学部特別任用教授・一橋大学名誉教授)
生田武志(野宿者ネットワーク代表)
井上昌哉(京都大学時間雇用職員組合ユニオンエクスタシー世話人
小川恭平(京都大学時間雇用職員組合ユニオンエクスタシー世話人
小川裕子(生活保護施設職員)
片山一義(札幌学院大学経済学部教員)
角岡賢一(龍谷大学経営学部教授)
北上田毅((特活)京都サマール友好協会理事長)
久場嬉子(元龍谷大学経済学部特別任用教授・東京学芸大学名誉教授)
竹中恵美子(元龍谷大学経済学部特別任用教授・大阪市立大学名誉教授)
戸村京子((特活)チェルノブイリ救援・中部理事)
中村尚司(龍谷大学研究フェロー・(特活)JIPPO専務理事)
春山文枝(多目的カフェかぜのね協同経営者・元京都精華大学人文学部准教授)
古屋哲(大谷大学非常勤講師)
細川孝(学術人権ネットワーク事務局次長・龍谷大学経営学部教員)
丸山里美(立命館大学産業社会学部准教授)
宮田弘(京都市交通局職員)
望月太郎(大阪大学大学教育実践センター教授)
森石香織(看護師)
屋嘉比ふみ子(ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス代表)
山崎淳子(元京都橘高等学校教員)
山根実紀(京都大学大学院教育学研究科院生)
山原克二(ゼネラルユニオン委員長)
脇田滋龍谷大学法学部教授)
嶋川まき子(元高等学校教員・女性卒業生のための労働相談室主宰)
林真司(外国人政策懇話会世話人


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*ご協力、ありがとうございました。